スポーツあれこれ by 星野恭子

【昨年秋、車椅子バスケ男子がリオへの切符を勝ち取った、「アジア・オセアニア選手権」会場での1シーン。熱いメッセージが、選手のガンバリを後押し!=2015年10月/千葉ポートアリーナ】

リオへ! 代表候補選手、あいついで発表!

※写真上:【昨年秋、車椅子バスケ男子がリオへの切符を勝ち取った、「アジア・オセアニア選手権」会場での1シーン。熱いメッセージが、選手のガンバリを後押し!=2015年10月/千葉ポートアリーナ】

テニスの全仏オープンで錦織圭選手が奮闘中ですが、車いすテニスも今、なんと東京で、「ワールドチームカップ車いすテニス世界国別選手権」が開催中です。テニスのデビス杯/フェド杯の車いすテニス版で、年に一度、各国代表がしのぎを削る国別対抗戦。日本では初開催で、テニスの聖地、有明コロシアムと有明テニスの森公園を舞台に、5月28日(土)まで行われています。入場は無料。世界トップ選手のプレイをぜひ!!

▼大会情報:http://wtc2016tokyo.com/

さらに、日本車いすテニス協会は今日25日、リオ・パラリンピックの代表候補選手も発表しました。日本の、世界のエース、国枝慎吾選手など選出された9選手(下記)は全員、ワールドチームカップの日本チームメンバーでもあります。リオ前に、有明でプレイをチェック!

<男子>

国枝慎吾/眞田卓/三木卓也/齋田悟司

<女子>

上地結衣/堂森佳南子/二條実穂

<クァード:3肢以上に麻痺など障がいがある選手のクラス>

諸石光照/川野将太

他の競技も、リオ代表候補が続々決定しています。発表会見をいくつか取材してきました(下記リンク)。パラリンピックの場合は、各競技団体が「代表候補選手」を日本パラリンピック委員会(JPC)に推薦し、JPCが健康診断等で審査し、最終的な「代表選手」を決定するというプロセスになります。オリンピック代表とは異なるので少し分かりにくいですが、「代表候補」として発表された選手は、リオに大きく一歩近づいたことは間違いありません。皆さん、ぜひエールを!!

⇒パラサイクリング:「金メダル2個は最低目標」 パラサイクリングのリオ代表候補選手たち

⇒車椅子バスケットボール男子:「車椅子バスケット男子、リオ代表内定! 発表会も、新たなカタチ

(取材・文・写真:星野恭子/2016年5月16日付、23日付/ノーボーダー)

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