スポーツあれこれ by 星野恭子

「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」の大田区会場(大田区役所/1月9日から13日まで)の様子。オリンピックとパラリンピックの過去大会の模様が編集された動画も上映。

"ピョンチャン"経由"トウキョウ"に向かって、
2017年がスタート!

※写真上:「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」の大田区会場(大田区役所/1月9日から13日まで)の様子。オリンピックとパラリンピックの過去大会の模様が編集された動画も上映。

2017年がスタート。出遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年はリオパラリンピックも終わり、いよいよ2020年東京大会に向けてまっしぐらとなります。その前にピョンチャン冬季パラリンピックも来年に迫り、現地でのプレ大会も含めて冬季競技にも注目です。

昨年は9月にリオパラリンピックもあり、パラスポーツへの注目度がこれまでになく高まった年でしたが、「まだ観戦経験なし」という方も残念ながらまだ多いのが実情です。今年もパラスポーツの話題を幅広く、興味をもっていただけるようお届けできたらと思っています。少しでも会場観戦率アップにつなげていきたいです。今から見慣れておけば、2020年はもっと楽しめることうけあいです!

ところで、昨年秋から東京都の主催で、「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」がスタートしているのをご存知でしょうか。昨年のリオオリンピックとパラリンピックの閉会式で小池百合子都知事が各大会旗を受取っていましたが、そのレプリカの巡回展です。

今年5月まで東京都内各地に加え、東日本大震災の被災地数カ所も予定されているそうです。レプリカ旗は2枚ずつ作られ、2ルートで巡回しています。ちなみに、小池都知事が受け取ったオリジナル旗は東京都庁で展示中されているようです。

写真(上)は1月9日から13日まで行われた大田区の会場(大田区役所)の様子です。展示は小じんまりでしたが、レプリカ旗のほか、区内出身選手の紹介や過去大会の模様などを編集したPRビデオも流されていました。オリンピック映像に比べると少なめですが、パラリンピックの貴重な映像もありました。

すでに終了した地域も多いですが、スケジュールなど詳しくは下記のサイトでご確認の上、よかったらお立ち寄りください!
「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」サイト

「未来をつなぐレガシー展」のポスターは、羽田空港ターミナル内のそこここに!

もうひとつ、こんな展示会も見つけました。「未来をつなぐレガシー展 もっと知りたいパラリンピック」。リオパラリンピックを中心に、選手関連グッズや記事、写真などが展示されています。会場はなんと、羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム(国内線ターミナル)。こんなところに!?という感じですが、飛行機の待ち時間などにぜひ! 期間は3月5日(日)まで、入場無料です。

さて、今年は、2016年のパラスポーツ界を振り返りつつ、2017年の見どころなどをいくつか書かせていただいたり、パラスポーツを知っていただける機会があれば、どこへでも!といった感じでスタートしました。今年あちこち飛び回ります!

■寄稿:
【パラスポーツ】ライターが紹介! 2017年パラスポーツのここに注目(パラサポ/2017年1月15日付)

2016年パラスポーツニュース・トップ20と2017年への期待(ノーボーダー/2017年1月16日付)

■講演:「リオデジャネイロパラリンピック報告」
⇒・東京富士大学 イベントプロデュース学科公開授業「オリンピック・パラリンピック学」(1月17日)
⇒・日本スポーツボランティアネットワーク「スポーツボランティア公開講座」(1月18日)

■協力: 昨年末発行の興味深い本!⇒『スポーツボランティア読本「支えるスポーツ」の魅力とは?』(二宮雅也氏著/悠光堂)
P51 column「パラリンピックとボランティアの様子~障がい者スポーツを支えるということ」寄稿。

(取材・文:星野恭子)

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