スポーツあれこれ by 星野恭子

8月10日都内で開催されたトークショーで、リオパラリンピックへの抱負を語った義足のハイジャンパー、鈴木徹選手。「リオの試合は、日本時間9月13日(火)の朝6時半頃から。応援、お願いします!」

もっと知って、楽しんで! リオ・パラリンピック

※写真上:8月10日都内で開催されたトークショーで、リオパラリンピックへの抱負を語った義足のハイジャンパー、鈴木徹選手。「リオの試合は、日本時間9月13日(火)の朝6時半頃から。応援、お願いします!」

 熱戦つづくリオ・オリンピックもあと数日で閉幕。その2週間後の9月7日にはパラリンピックが開幕します。私もここ1カ月ほどは、日本代表の競技別の壮行会や選手激励会などがあいつぎ、あちこち飛び回っています。

 8月10日には都内で行われた義足のハイジャンパー鈴木徹選手の一般公開のトークショーに行ってきました。鈴木選手は2000年のシドニー大会からパラリンピックは5大会連続出場となる義足アスリートのパイオニア。でも、専門の走り高跳びの戦績は6位(シドニー)、6位(アテネ)、5位(北京)とつづき、前回ロンドンではメダルまであと3cmの4位……。それだけに、「メダル獲得は、僕の悲願」と、リオにかける強い想いを語っていました。

 鈴木選手は2006年、2m00をクリアして、義足ジャンパーとして世界で2人目の”2mジャンパー”となりました。それから10年。踏切脚の左ヒザの深刻な故障などを乗り越え、今年5月には自己記録を2m02に伸ばしています。写真のような笑顔のガッツポーズ、リオでも期待したいです。

 さて、私自身も「大会を知って、もっと楽しんでほしい」と、あれこれチャレンジの毎日。リオ出発まで、まだまだあちこち出没予定ですが、ここ最近のできごとを少しまとめてみました。

<寄稿>
リオ・パラリンピック陸上競技の注目種目や選手をまとめました。
【陸上競技PREVIEW】義足の走り幅跳び、車いすのトラックなど見どころ満載! パラスポーツの醍醐味を味わえる! 陸上競技の11日間(2016年8月2日付/パラサポ・リオ・パラリンピック特設サイト)

<ラジオ出演>
国際パラリンピック委員会が8月7日、国家主導のドーピング違反を理由に「ロシア選手団をリオ・パラリンピックから全面排除」と決定したことについて、MCの高橋みなみさんの質問に生電話でお答えしました。
高橋みなみのこれから、何する?【コレ何TODAY】気になるニュースをピックアップ「パラリンピック、ロシアの全選手が出場できないのはなぜ?」 (8月10日出演済/TOKYO FM 月~木13:00~14:55)

<講演会>
ボランティア活動を推進するNPO法人から依頼され、パラスポーツとボランティア、さらに、リオ大会を楽しむためのヒントなどについてお話しさせていただきました。
「障がい者スポーツボランティアの誘い」 ~リオパラリンピックの楽しみ方教えます(7月15日実施済/湘南スポーツコミュニティセンター主催)

(文・取材:星野恭子)

アーカイブ

取材や寄稿、講演など
お気軽にご相談下さい

著書

いっしょに走ろっ!―夢につながる、はじめの一歩

「走る」をテーマにさまざまな人々の挑戦を集めた一冊。2012年ロンドンパラリンピック出場を目指す、義足のジャンパー中西麻耶選手と義足職人やコーチたち、全盲のランナー和田伸也選手と伴走者たち、そして、視覚障害ランナーの伴走ボランティアに挑む福井県の中学生たちのドキュメント。

伴走者たち―障害のあるランナーをささえる (ドキュメント・ユニバーサルデザイン)

「障害があってもスポーツを楽しみたい」人たちと、周囲で支える人たちを追いかけた一冊。視覚障害や知的発達障害のある人たちと伴に走る人々の絆や、脚を失った人たちと義足をつくる職人の信頼関係のストーリー。

ユニバーサルデザイン―みんなのくらしを便利に〈2〉くらしの中のユニバーサルデザイン

図鑑「ユニバーサルデザインーみんなのくらしを便利に」シリーズの1冊。障害のある人やいろいろな立場の人の、それぞれの使いやすさを考えて工夫されている商品やサービスに注目。前半では製品のユニバーサルデザイン、後半では情報のユニバーサルデザインについて、豊富な写真と専門家の解説などで紹介。