スポーツあれこれ by 星野恭子

4月2日、「歴史的一戦」の舞台となった国立競技場。デフサッカー日本代表とJFLクリアソン新宿のエキシビションマッチに大歓声!

着々と準備進行中。東京2025デフリンピック
<2025年3月まとめ>

※写真上:4月2日、「歴史的一戦」の舞台となった国立競技場。デフサッカー日本代表とJFLクリアソン新宿のエキシビションマッチに大歓声!

今年11月、「東京2025デフリンピック」が日本で初開催されます。聴覚障害があり、きこえない・きこえにくい選手の国際総合競技大会だ。世界約80カ国から3,000選手が集結予定で、21競技で熱戦を繰り広げる予定です。

4月2日はデフリンピックの機運醸成や代表チーム強化を目的に、デフサッカー日本代表がJFLの強豪、クリアソン新宿を相手にエキシビションマッチを戦いました。デフサッカー史上、国立競技場でのマッチは初ということもあり、約4,000人の観客が選手たちを後押し。選手たちも熱いパフォーマンスで応えました。

▼FOOTBALL LIVE 2025 デフサッカー男子日本代表エキシビションマッチ

「デフリンピック優勝への通過点に」。デフサッカー日本代表が“聖地”国立競技場に!JFLクリアソン新宿と歴史的エキシビションマッチ(パラスポ+!/2025年4月29日付)

日本代表選考会も徐々に進み、いくつかの競技ではすでに代表に内定した選手も発表されています。会期は11月15日から26日までの12日間で、東京体育館で行われる開・閉会式も含め、全会場全試合を無料で観戦できます。

また、5月8日から31日まで、「開閉会式の出演者オーディション」も実施中です。ご興味ある方は下記サイトをチェックしてみてください!

東京2025デフリンピック情報サイト

==========
<2025年3月度>
寄稿:
⇒【マラソン】【レポート】東京マラソン2025 プレスカンファレンス~車いすマラソン招待選手会見(東京マラソン公式HP/2025年3月1日付)

⇒【マラソン】東京マラソン2025 車いすマラソンエリートレポート(東京マラソン公式HP/2025年3月3日付)

⇒【ブラインドサッカー】[第22回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権]ブラインドサッカーのクラブ日本一決定戦、コルジャ仙台が悲願の初優勝!(パラスポ+!/2025年3月7日付)

⇒【陸上競技】[車いすマラソン/東京2025デフリンピック日本代表選考レース] 好天下の東京マラソン2025、車いす男子は鈴木朋樹が大会新で連覇! 東京デフリンピック代表も2名内定(パラスポ+!/2025年3月26日付)


==========
■編集協力:『東京マラソン2025プログラム:車いすエリートレース展望(p46)』(東京マラソン公式HP/2025年2月20日公開)

(kh)

アーカイブ

取材や寄稿、講演など
お気軽にご相談下さい

著書

明日への勇気

輝くアスリートの感動物語東京2020オリンピック・パラリンピック 4(あかね書房/2022年3月10日発行)
(担当ページ)
車いすラグビー:倉橋香衣選手/トライアスロン:宇田秀生選手/ボッチャ:杉村英孝選手/陸上:佐藤友祈選手/陸上:マルクス・レーム選手

自分らしさをつらぬく

輝くアスリートの感動物語東京2020オリンピック・パラリンピック 5(あかね書房/2022年3月10日発行)
(担当ページ)
自転車:杉浦佳子選手/ゴールボール:萩原紀佳選手/マラソン:道下美里選手

いっしょに走ろっ!―夢につながる、はじめの一歩

「走る」をテーマにさまざまな人々の挑戦を集めた一冊。2012年ロンドンパラリンピック出場を目指す、義足のジャンパー中西麻耶選手と義足職人やコーチたち、全盲のランナー和田伸也選手と伴走者たち、そして、視覚障害ランナーの伴走ボランティアに挑む福井県の中学生たちのドキュメント。

伴走者たち―障害のあるランナーをささえる (ドキュメント・ユニバーサルデザイン)

「障害があってもスポーツを楽しみたい」人たちと、周囲で支える人たちを追いかけた一冊。視覚障害や知的発達障害のある人たちと伴に走る人々の絆や、脚を失った人たちと義足をつくる職人の信頼関係のストーリー。

ユニバーサルデザイン―みんなのくらしを便利に〈2〉くらしの中のユニバーサルデザイン

図鑑「ユニバーサルデザインーみんなのくらしを便利に」シリーズの1冊。障害のある人やいろいろな立場の人の、それぞれの使いやすさを考えて工夫されている商品やサービスに注目。前半では製品のユニバーサルデザイン、後半では情報のユニバーサルデザインについて、豊富な写真と専門家の解説などで紹介。