東京2020大会の記憶を未来に残す
<2024年10月まとめ>
※写真上:東京2020大会で馬術競技が行われた「馬事公苑」(東京・世田谷区)には、大会の名残がそこここに
馬事公苑をご存知ですか? 東京2020大会の馬術競技会場に決定し、2017年から改装工事に入り、2021年の無観客での東京2020大会を経て、2023年11月3日、リニューアルオープンしています。
10月末に開催されたパラ馬術の日本選手権の取材のため、リニューアル後、初めて訪れて驚きました。馬術競技が行われるメインアリーナやインドアアリーナだけでなく、広い芝生の広場や遊具のある広場、馬術の情報・資料がそろうギャラリーやレストランのほか、本格的な乗馬気分が味わえるホース趣味レーターなどもありました。競技用の施設としてだけでなく、「馬のいる緑豊かな都市公園」としても整備されているのです。
一般開放されているので、広場で遊んだり施設を利用したり、運がよければ馬術大会や練習風景なども見ることもできそうです。実際、私が訪れたのは週末でしたが、多くの子ども連れのファミリーが訪れ、思い思いの時間を過ごしていました。緑も多くて散歩するだけでも、気持ちよさそうです。
馬事公苑メインアリーナ「TOKYO2020メモリアル」とインドアアリーナ(右手奥)
メインアリーナ「TOKYO2020メモリアル」をはじめ、東京2020大会の記憶を伝えつなぐオブジェやモチーフなどが公苑内のあちこちに見られます。多くのスポーツ施設が、こんな風に開かれ、気軽に訪れられるようになっていると、スポーツ自体がもっと広く、身近になっていくのかなと思いました。
馬事公苑、また近々、ゆっくり訪れてみたいです。
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<2024年10月度>
■寄稿:
⇒【パラスポーツ】パラスポーツを楽しもう! 主な大会・イベント情報~10月開催分(ノーボーダー/2024年10月4日付)
⇒【ブラインドサッカー】 4チーム参加のブラインドサッカートップリーグが開幕。品川CCパペレシアルが“ホーム”で白星発進!(ノーボーダー/2024年10月11日付)
⇒【マラソン】【レポート】東京レガシーハーフマラソン2024 パラアスリート招待選手会見リポート(東京レガシーハーフマラソン/2024年10月18日付)
⇒【パラスポーツ】「分け隔てなく、皆一緒に競い、楽しむ」――インクルーシブなスポーツイベントが続々!(ノーボーダー/2024年10月18日付)
⇒【マラソン】【レポート】東京レガシーハーフマラソン2024 車いすレースリポート(東京レガシーハーフマラソン/2024年10月21日付)
⇒【マラソン】【レポート】東京レガシーハーフマラソン2024 パラアスリート(視覚障害)レースリポート(東京レガシーハーフマラソン/2024年10月21日付)
⇒【陸上競技】EDORIKUパラ陸上教室:「競技場を思いきり走って日常生活では味わえない爽快感を感じ、体を動かすことの楽しさを知ってほしい」(日本陸上競技連盟HP/2024年10月22日付)
⇒【パラスポーツ】パラスポーツを楽しもう! 主な大会・イベント情報~11月開催分(ノーボーダー/2024年10月25日付)