スポーツあれこれ by 星野恭子

フリーマガジン『ritrattos(リトラット)』の表紙。2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会で、赤レンガ倉庫前をタンデム車(二人乗り自転車)で疾走する、山田敦子選手(右/視覚障害)と武友麻衣パイロット

横浜地区で、パラスポーツ普及プロジェクトが進行中!

■『ritrattos(リトラット)』(2014年11月30日発行)

イタリア語で、「絵や写真、ポートレート」を意味する、「ritrattos(リトラット)」は横浜地区を対象に、障害者スポーツの認知・普及を目的としたフリーマガジン。特に横浜市で恒例イベントとなったトライアスロンの国際大会を題材に、様々な視点から、パラスポーツの魅力を伝えます。横浜地区内のあちこちで無料配布中。

本号のなかで私は、ボランティアとして大会を支えてきた、横浜育ちの華僑三世、デニス・ヤンさんにお話を聞きました。“横浜人”としてのプライドをもち、「港ヨコハマを盛り上げたい」という活動姿勢が印象的でした。パラスポーツは特にボランティアさんの力に支えられています。多くの方の刺激となって、「ボランティア、やってみたい」という方が増えてくれたら嬉しいです。

※写真上:フリーマガジン『ritrattos(リトラット)』の表紙。2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会で、赤レンガ倉庫前をタンデム車(二人乗り自転車)で疾走する、山田敦子選手(右/視覚障害)と武友麻衣パイロット

■『ritomo(リトモ)』(2015年春発行)

横浜市内の小中学生向けに制作したフリーペーパー。主な競技や選手の紹介などパラスポーツの基本をまとめています。私はテキスト作成に関わりました。「ritomo(リトモ)」はイタリア語で「リズム」を意味する「ritomo=リトモ」と「友=トモ」を組み合わせた造語で、スポーツや遊びに共通する軽やかなイメージと仲間への思いをこめています。子どもたちにとって、「パラスポーツを応援しよう」と思うきっかけとなったら嬉しいです。

フリーペーパー『ritomo』の表紙:車椅子バスケットボールのワンシーンより

フリーペーパー『ritomo』の表紙:車椅子バスケットボールのワンシーンより

(文:星野恭子/ritrattos/ritomo)

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