スポーツあれこれ by 星野恭子

アジア選手権最終合宿で、戦術の最終チェックを行う日本代表=国立代々木競技場フットサルコート

歴史が動く瞬間を目撃しよう!
~リオへの一歩。ブラサカ・アジア選手権まもなく開幕

歴史が動く瞬間を目撃しよう! ~リオへの一歩。ブラサカ・アジア選手権まもなく開幕

視覚に障害の選手がプレイするブラインドサッカー。日本代表は9月2日から、来年のリオデジャネイロ・パラリンピックの予選を兼ねた、アジア選手権に臨みます。

試合は6カ国の総当たり戦。初戦の中国は実績からアジア一の強豪国。足に吸い付くような高速ドリブルを駆使した個人技と組織的な守備で圧倒的強さを誇ります。日本はまだ引き分けが最高という強敵です。

2戦目のイランは体格がよく長い手足を生かしたパワープレイが特長。堅守速攻が武器の日本は、しっかり抑えてカウンターで少ない勝機をいかしたいところです。

3戦目の韓国は、日本より早くブラインドサッカーに取り組み、強化をはかっています。昨秋の世界選手権では、日本は6位、韓国は10位だったものの、侮れない相手です。

4戦目のインドはアジア選手権初出場。5戦目のマレーシアもランキングなどでは日本より下位とはいえ、得失点差がリオへの切符の行方を左右しかねないので、しっかりと戦いたいところです。

そんな厳しい戦いがつづくアジア選手権は9月2日から7日まで。今回のリポートでは、日本代表の特長や見どころ、ブラサカ観戦の楽しみ方などをご紹介しています。

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※写真上:アジア選手権最終合宿で、戦術の最終チェックを行う日本代表=国立代々木競技場フットサルコート

(取材・文:星野恭子/2015年8月31日付/ノーボーダー)

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