スポーツあれこれ by 星野恭子

【参考写真】ロンドン・パラリンピックの車いすバスケットボール会場の様子。多くの観客から送られる熱い声援は、まぎれもなく選手の力になる。(撮影:星野恭子)

【講演】「2020年パラリンピック満員化計画〜パラリンピック会場を満員にするために今すべきこと〜」

※写真上:【参考写真】ロンドン・パラリンピックの車いすバスケットボール会場の様子。多くの観客から送られる熱い声援は、まぎれもなく選手の力になる。(撮影:星野恭子)

【講演会参加報告】

 11月24日に新宿で開催された「2020年パラリンピック満員化計画〜パラリンピック会場を満員にするために今すべきこと〜」というセミナーに、ゲストスピーカーの一人として参加しました。

 2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の開催が決定以降、さまざまな人から、あるいは場面で、「パラリンピックの成功なくして、2020年大会成功はない」といった声が聞かれます。では、「成功とは何か?」。その一つの要素が「会場の満員化」であると、私は考えています。そのために何ができるのか・・・。

 セミナ-では第1部で私が、過去4大会のパラリンピックでの現場取材体験や、20年に向けてすでに始められているいくつかの取り組みなどをご紹介しながらお話し、第2部ではアテネ・北京・ロンドンと3大会連続でパラリンピックに出場したライフル射撃の田口亜希さんがアスリートとしての体験を通した貴重なご意見を披露してくださいました。

 そして、第3部では来場者の皆さんを交え、20年大会の会場を満員化するために、さらに深く具体的な意見交換を行いました。「何かしなくては!」という熱い思いをお持ちの皆さんが大勢集まってくださいました。

 20年大会開幕まで、もう5年を切ってしまいましたが、パラスポーツの知名度や人気の高まりは残念ながら、まだまだ。まずは多くの方にパラスポーツを見てもらうことが第一歩だと思います。そのために、少しでもパラスポーツの魅力をお伝えできるよう、「私ももっと頑張らねば!」と改めて意識した、有意義なセミナーとなりました。

【寄稿】

Webノーボーダースポーツ連載中の、「パラスポーツ・ピックアップ」は11月30日に第102号を更新しました。

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(文・写真:星野恭子)

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