スポーツあれこれ by 星野恭子

リオデジャネイロ空港の出発ゲート通路に設置された大きな「THANK YOU」ボード。帰国するパラリンピアンたちに向けて設置されたボードで、実際に誰でも自由にメッセージが書き込める。取材した過去4大会では見かけなかったような……。「リオ」オリジナルかも? とにかく、素敵なアイデア!

「Rio 2016」から学ぶこと

※写真上:リオデジャネイロ空港の出発ゲート通路に設置された大きな「THANK YOU」ボード。帰国するパラリンピアンたちに向けて設置されたボードで、実際に誰でも自由にメッセージが書き込める。取材した過去4大会では見かけなかったような……。「リオ」オリジナルかも? とにかく、素敵なアイデア!

閉幕からあっという間に1カ月が経ってしまった、リオパラリンピック。おかげさまで、いろいろ振り返る機会をいただいています(下記リスト)。リオが終わり、すでに視線は2020年東京へと向かっていますが、そのためにもリオや過去大会から学ぶことは大切だなと感じます。

例えば、「レガシー」が盛んに叫ばれ、会場問題などでもいろいろ揺れていますが、リオやロンドンを見ると、「仮設」で対応した会場や施設も少なくありません。「モノを遺す」だけがレガシーではないはず。「本当に遺すべきことは何か?」を冷静に考え、議論し、決定していただけたらなと願います。「オリンピック・パラリンピックの力」「スポーツの力」を活用できる機会をせっかく得たのだから、しっかり活かして、未来に伝えるべきコトをしっかり遺せますように……。

■寄稿(リオパラリンピック関連)
さまざまな「記録」から振り返る、リオパラリンピック~2020東京を見据えて(ノーボーダー/2016年10月3日付)
“パラスポーツのこれから”に大きな刺激! 史上初の「オリンピック・パラリンピック合同パレード(ノーボーダー/2016年10月17日付)
リオデジャネイロパラリンピック現地レポート[2]「予想をはるかに超えた盛り上がり」~リオ大会が人々を魅了した理由~ (笹川スポーツ財団/2016年10月14日付)
リオデジャネイロパラリンピック現地レポート[3]リオ・パラリンピックから学ぶこと(笹川スポーツ財団/2016年10月20日付)

■寄稿(2020東京に向かって)
東京、パラスポーツ観戦リスト(TimeOut Tokyo/2016年10月17日付)
パラスポーツを観に行こう!~10月後半~11月開催予定の主な大会(ノーボーダー/2016年10月24日付)

■出演
NHKラジオ第一『NHKジャーナル』(10月13日)
2020東京はリオパラから何を学ぶべきか

(KH)

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