スポーツあれこれ by 星野恭子

「第5回アジア・パラサイクリング自転車競技選手権トラック大会」(1月26日~28日)の会場、伊豆ベロドローム(静岡県伊豆市)。健常者の「アジア自転車競技選手権大会」「アジア・ジュニア自転車競技選手権大会」と併催でもあり、地元市民を中心に連日1000人を超える観客が訪れていました(撮影:星野恭子)

2016年は、パラスポーツを観に行こう!

※写真上:「第5回アジア・パラサイクリング自転車競技選手権トラック大会」(1月26日~28日)の会場、伊豆ベロドローム(静岡県伊豆市)。健常者の「アジア自転車競技選手権大会」「アジア・ジュニア自転車競技選手権大会」と併催でもあり、地元市民を中心に連日1000人を超える観客が訪れていました(撮影:星野恭子)

 リオ・パラリンピック開幕まであと7カ月あまり。予習も兼ねて、パラスポーツを生観戦してみませんか? 

 最近は、パラスポーツ大会もかなり増えてきました。『ノーボーダー:パラスポーツ・ピックアップ』の最新号で、2月末までの主な国内大会をリストアップしています。

 百聞は一見にしかず!これまでパラスポーツを観たことがない人こそ、ぜひ一度。「へ~!」「え~?」「すごい!!」「信じられない!?」の連続です。

 ⇒パラスポ・ピックアップ・トピック(14) 2020東京パラ、会場満員化へのヒント【5】いよいよリオ・パラリンピック年。2016年は、パラスポーツを観にいこう!

 とはいえ、こちらにリストした、「第5回アジア・パラサイクリング自転車競技選手権トラック大会」(1月26日~28日)はすでに終了しているので、簡単に結果をご報告します。

 日本(男子7名、女子3名)、中国、マレーシアが参加し、藤田征樹選手が3km個人パシュートで、大城竜之選手・照井拓成パイロットのペアが4km個人パシュートで、鹿沼由理恵選手・田中まいパイロットのペアが1kmタイムトライアルと3km個人パシュートで、それぞれ金メダルを獲得しています。

 その他の結果など詳細は、大会公式サイトでご確認ください。

 この先の大会情報も、その都度ご紹介していきます。で、とりいそぎ、新着情報をひとつ! 昨年惜しくもリオ・パラリンピック出場を逃したブラインドサッカー日本代表は高田敏志新監督のもと、新たなスタート切っています。そして2月、いよいよ初の国際戦としてトルコ代表との強化試合に臨むことになりました。

 トルコ代表は昨年行われた「IBSA ブラインドサッカーヨーロッパ選手権 2015」で優勝し、リオ・パラリンピックへの出場権を獲得している強豪国です。

 試合は2月11日、13日、14日の3日間、千葉市で開催予定です。詳しい日程や会場は日本ブラインドサッカー協会の公式サイトでご確認の上、ぜひ新生全日本の雄姿をごらんください!

(取材・文・写真:星野恭子/2016年1月25日付/ノーボーダー)

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