ブラサカ、イスバス、スレッジ、クロカン…。
パラアスリートが各地で熱戦！
※写真上：ブラインドサッカー日本代表がトルコ代表と国際トレーニングマッチで対戦！（＝２０１６年２月１１日／千葉市フェヴェルゼフットサルコート／星野恭子撮影
２月の第２週は、注目のパラスポーツイベントが目白押しでした。
まず、２月１１日（祝・木）には、ブラインドサッカー日本代表がトルコ代表を千葉市に迎えて「国際トレーニングマッチ」に臨みました。すでに２０年東京パラリンピックに向けて、高田敏志新監督、川村怜新キャプテンのもと始動している新生全日本は、欧州を制覇しリオパラリンピック出場を決めたトルコ代表と対戦。
持ち味の固いディフェンスに、エース黒田智成選手の技ありのドリブルシュートなど敵ゴールにあと１歩と迫る好ゲームを展開。１０分ハーフの変則マッチで０対０と引き分けました。１３日（土）の第２戦目も、川村キャプテンのバースデーゴールが飛び出し、１対１で引き分けたそうです。３月にも韓国代表との国際親善マッチが控えます。さらなる進化が楽しみです。
また、リオ切符を手にしている車椅子バスケットボール男子は１０日（水）から１４日（日）まで横浜市で、強化合宿を行っていました。リオ代表選手選考会も兼ねており、２０選手が気合いっぱいの表情で、最終日の紅白戦に臨んでいました。一方、女子代表は１１日～１３日まで大阪で国際親善試合に臨み、残念ながら最下位の４位に終わっています。詳細は下記リポートからどうぞ！
⇒車椅子バスケットボール男子がリオに向け合宿、女子は国際親善試合に参戦
他にも、アイススレッジホッケー日本代表が８日（月）から１３日（土）の日程で、イタリア、チェコ、韓国の４カ国による強化試合「２０１６ジャパンアイススレッジホッケーチャンピオンシップ」に臨みました。会場は長野五輪パラリンピックの会場だった長野市のビッグハット。日本はチェコとの３位決定戦で先制したものの逆転負けで最下位の４位。優勝は、予選全勝のイタリアを延長戦で破った韓国でした。
また、長野県白馬村では、「２０１６ジャパンパラ クロスカントリースキー競技大会」が１３日、１４日と開催されました。この大会は、パラリンピックで行われる立位、座位、視覚障害クラスだけでなく、知的障害と聴覚障害クラスも行われる国内最高峰の大会です。今年は初日が曇り、２日目は雨とあいにくの天候でしたが、パラリンピアンから期待の若手まで、積極果敢なチャレンジが見られたようです。
来週末２８日（日）には車いすマラソンのリオパラリンピック予選を兼ねた東京マラソンが開催されます。今年から車いすの部も国際化され、海外招待ランナーも参戦します。世界最高レベルの高速レースに期待です！
