スポーツあれこれ by 星野恭子

【「SRCアスリート・スポーツ交流会」で、走り高跳びに挑戦する子どもたちを見守る義足のジャンパー鈴木徹選手(左)=2016年4月2日/千葉市内】

春4月、
パラスポーツの新団体も続々誕生!

※写真上:【「SRCアスリート・スポーツ交流会」で、走り高跳びに挑戦する子どもたちを見守る義足のジャンパー鈴木徹選手(左)=2016年4月2日/千葉市内】

 4月1日に誕生したばかりの2つの団体を取材しました。ひとつは、千葉を本拠地とする「シオヤ・レクリ―ション・クラブ(SRC)です。子どもたちにさまざまな体験を提供することを目的に発足したのですが、ユニークなのは、「障がいの有無に限らず、誰でも対象」としている点です。実際、すでに40人ほどいるメンバーには、身体、視覚、知的発達など、さまざまな障がいのある子が含まれているそうです。そんなSRCの設立記念イベントにおじゃましました。

パラサポ News 【陸上競技】⇒

[SRCアスリート・スポーツ交流会] 障がい者も、健常者も一緒に。パラリンピアンらの指導に子どもたちの笑顔咲く

 もう1つの新団体は、「日本障がい者サッカー連盟」です。日本サッカー協会の呼びかけのもと、ブラインドサッカーや知的障がい者サッカーなど、これまでバラバラに活動していた国内7つの障がい者サッカー団体が1つに連携した団体です。初代会長には、元日本代表の北沢豪さんが務めます。設立会見には、鈴木大地スポーツ庁長官や鳥原光憲日本障がい者スポーツ協会会長らも列席。今後の発展に注目したいと思います。

パラスポーツ・ピックアップ・トピック(18号)⇒

「日本障がい者サッカー連盟(JIFF)」が誕生。 パラスポーツの普及、発展へのけん引役を期待!

(取材・文:星野恭子/2016年4月7日付/パラサポ、同4月11日付/ノーボーダー)

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