世界選手権、やってます
<6月度まとめ>
※写真上:6月3日から8日までスウェーデンのマルモで開催された「ゴールボール世界選手権2018」。日本男子(左)は初戦でカナダを11-6で撃破!(撮影:星野恭子)
「パラ(スポーツ)にも、世界選手権って、あるの?」
たまに、聞かれます。「パラリンピック」の名前は少しずつ広まってきましたが、パラスポーツ全体のことは、まだまだ知られていないなと感じます。そこで今回は、パラ選手が目指す大会について、少しご紹介します。
地元スウェーデンの代表選手をモデルにした「ゴールボール世界選手権2018」の看板
世界選手権も、最高峰のパラリンピックに続くステータスある大会として、多くの競技で開かれています。他にもアジア選手権などの地域別大会、さらにはワールドカップなどもあります。国内では日本選手権も行われています。競技ごとに開催頻度など細かい設定は異なりますが、選手たちはこうした大会を目標に日々の練習に励んでいます。
私は今年、6月初旬にスウェーデンで開かれた「ゴールボール世界選手権2018」を取材しました。ゴールボールは視覚障がい者のスポーツで、公平に競うため、全員がアイシェードを着け、暗闇のなかでプレイするのがルールのパラリンピック特有のスポーツです。
「音を頼り」にプレイするゴールボール選手を邪魔しないよう、観客には「沈黙」が求められる。会場入り口にはこんなサインも
男子はブラジル、女子はロシアが手にした「ゴールボール世界選手権2018」の金メダル
さて、今年は8月だけでも、ウィルチェアーラグビー(5日~10日/オーストラリア)、車いすバスケットボール(16日~26日/ドイツ)、パラカヌー(22日~25日/ポルトガル)などで世界選手権が行われる予定です。日本チームも出場予定で、世界の頂点を目指して世界トップランカーたちとしのぎを削ります。皆さん、ぜひ応援ください!
==========
<2018年6月度>
■寄稿:
⇒【パラスポーツ】
ゴールボール世界選手権開幕、ウィルチェアーラグビー大会優勝・・・新着ニュースいろいろ!(ノーボーダー/2018年6月4日付)
⇒【ゴールボール】
ゴールボール男女日本、あと一歩及ばず。2020年へのリスタート(ノーボーダー/2018年6月11日付)
⇒【ゴールボール】
東京への切符争奪戦・2018IBSAゴールボール世界選手権を現地レポート(パラリンピック競技・ゴールボール|女子)
⇒【ゴールボール】
守って、投げる。シンプルなプレイの裏にち密な戦略~奥深いゴールボール!(ノーボーダー/2018年6月21日付)
⇒【ゴールボール】
ゴールボール男子日本代表、メダルを狙った世界選手権で無念の9位(スポルティーバ/2018年6月24日付)
⇒【ゴールボール】
パラリンピック初出場への挑戦! 2018IBSAゴールボール世界選手権を現地レポート(パラリンピック競技・ゴールボール|男子)(パラサポ/2018年6月25日付)
⇒【大会情報】
パラスポーツを観にいこう! 7月~8月開催の主な大会情報(ノーボーダー/2018年6月25日付)
⇒【ボランティア】
平昌冬季パラリンピック・ボランティア現地視察リポート(全3回)vol.1 初めてのボランティア、初めてのパラリンピックで広がった可能性/キム・ドンウ(Kim Dongwoo)さん/22歳/学生(ボラサポ/2018年6月12日付)
⇒【ボランティア】
平昌冬季パラリンピック・ボランティア現地視察リポート(全3回)vol.2 オリンピックとパラリンピック、両大会を経験して/ウォーレン・エリックソン(Warren Erickson)さん/69歳/無職(引退)(ボラサポ/2018年6月25日付)
==========
■雑誌寄稿:
『クリール8月号』ブラインドランナー道下美里選手特集ページ
⇒『ランニングマガジン・クリール8月号』
・道下美里ドキュメント&インタビュー(p36-41)
・伴走してみませんか~初めてのブラインドマラソンガイド(p76-81)(ベースボールマガジン/2018年6月22日発行)
==========
■ネットTV出演:
⇒『ニューズオプエド』
ゴールボール~世界選手権取材報告&魅力を解説(オプエド/2018年6月18日)