スポーツあれこれ by 星野恭子

パソコンの画面を通して、ブラインドサッカーの大会取材中。選手の囲みインタビューも、ウェブ会議システムを使う方式が増えている。

観戦も取材も、新様式!
<2020年9月度まとめ>

※写真上:パソコンの画面を通して、ブラインドサッカーの大会取材中。選手の囲みインタビューも、ウェブ会議システムを使う方式が増えている。

スポーツ大会の開催が少しずつ戻ってきています。ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催も多くなっていますが、その分、Youtubeなどでライブ配信が行われる大会も増えています。

これは全国各地からアクセス可能で、これまでチャンスのなかった人にも観戦機会が広がります。競技普及の新たな可能性が広がるように感じています。

実は「取材もオンライン」という大会も増えていますが、おかげで「取材のはしご」や「ダブルブッキング」も!  例えば、10月のある日曜日は、京都のパワーリフティングをスマホで見ながら、大阪のブラインドサッカーをパソコンで観戦。さらに、その夜はロンドンの車いすマラソンも観戦できました。これまでなら、どれか一つの大会を選ぶしかありませんでした。

もちろん、「現場での臨場感」は従来の取材には及びませんが、それでも、取材機会が増えるのは、ありがたいです。

何ごとも「プラス」にとらえて、今と向き合っていきたいと思います。

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<2020年9月度>
■寄稿:
⇒【ブラインドサッカー】ブラインドサッカー男子日本代表、東京パラ想定のシミュレーション合宿を開催(パラスポ!/2020年9月3日付)

⇒【陸上】パラ公式大会もリスタート! パラ陸上日本選手権が開催。「東京パラ成功のエビデンスに」(ノーボーダー/2020年9月7日付)

⇒【車いすバスケットボール】車いすバスケ女子日本代表活動再開。藤井主将「メダル獲得、それに尽きる」(ノーボーダー/2020年9月14日付)

⇒【車いすバスケ】車いすバスケ、選手1名がパラリンピック出場不可に。「残念だが、真摯に受け止める」(パラスポ!/2020年9月17日付)

⇒【東京2020大会】全米Vの国枝慎吾、組織委とコロナ対策で意見交換。「東京2020大会開催に一歩近づいた」(ノーボーダー/2020年9月28日付)


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■雑誌連載:

『月刊・石垣』: パラリンピックのチカラ=P47「File.12 変幻自在のサーブを武器に初の大舞台で金メダルを目指す」(日本商工会議所/2020年9月10日)

⁂「パラリンピックのチカラ」連載バックナンバー

(kh)

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